スリルとサスペンスに満ちた映画、ニコールキッドマンの 「アザーズ」( The Others)

サスペンス映画、ニコールキッドマンの「アザーズ」

ニコールキッドマンの叫び声で映画は始まる。

何かにおびえて声を上げた、

そしてベッドから起き上がった。

何か怖い夢でも見ていたのだろうか?

それは、この映画を象徴している。

時代は1945年イギリス海峡チャネル諸島のジャージー島、ここはイギリス領である。

この小さな島の一画に大邸宅があり、そこが事件の舞台となる。

登場人物は母親、7~8歳ぐらいの長女、長男と使用人3人だけである。

あなたは死者のアルバムというのを知っていますか?

19世紀のヨーロッパでは普通に作られていたそうです。

身近な人がなくなると写真を撮るのです。

このアルバムの中で魂が生き続けられますようにと。

「愛する人を失ってしまったら、人は妙な行動をとるものです。」

映画はみんなを恐怖でくるんで、終結に向かっていきます。

誰もいないはずの部屋からピアノの音色が聞こえる、とうとう猟銃を持って調べ始める、 何か邪悪な魂が永遠の眠りに着けず、ここでさまよっているのでは。

神父様を迎えに行こうと外に出ると霧にまきこまれた。

深い霧の中で戦争から帰ってきた夫に出会った。戦争は終わった?

偶然に1891年この家でなくなった使用人の写真を発見した。

彼らは今下で働いているのに。既に死んでから半世紀たっているのに。(左下の写真)謎は深まるばかりだ。 結末はあなた自身で確かめてください。

映画の題名の the others とは辞書を引くと「あの世」とあります。

そして天国でもない地獄でもない世界がリンボ(=limbo)なのです。

この単語の意味がわかると映画も理解できます。

以下の文章は フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より出典。 写真はアマゾンのプライム映画より出典。 『アザーズ』(英語: The Others、スペイン語: Los Otros)は、2001年製作のアメリカ・スペイン・フランス合作のスリラー映画。アレハンドロ・アメナーバル監督・脚本。トム・クルーズが製作総指揮で加わっている。 しばしば見られるようなホラー作品とは異なり、血や残虐な暴力などのグロテスクな描写がほとんどなく、主人公や助演者らの緊張に満ちた表情、明暗のコントラストやズーミングの画面、そして空間を断ち切るような場面描写によって、不可解の心理的な恐怖を全面に出す作品に仕上がっている。その悲しく切ない謎のストーリーは、驚愕のラストにいたって解き明かされ、104分間のスリリングな時間が締めくくられる。