
見知らぬ乗客
スリルとサスペンス満載のヒッチコック作品、
「見知らぬ乗客」
写真はアマゾンプライム映画より出典。
ヒッチコックの作品には多くのスリルとサスペンスのお手本のような数多くの技巧があるが、今日は「見知らぬ乗客」をとりあげた。
ヒッチコック作品らしく、時間的スリル、陽が沈むスリル、スピードのスリルせっぱ詰まった行動のスリルと時間によって、人々の心をワシズカミする要素が至る所に見られる。
映画はテニスプイヤー(=ガイ)とその、いちファン(=ブルーノ)が電車の中で会うというところから始まる。
お互いの共通の話題、試合のことを話し 互いにたばこを吸うためガイはライターを貸した。
それは A to G というイニシャルの入ったライター、 これがこれから展開する上での重要な伏線を作り出す。
人は生きている限り自分の希望するいろいろな経験をしなくてはならない、例えば、自分の最も気に入っている車を運転してスピードのスリルを楽しみたい、または、ジェット機にも乗った経験、脳みそが飛び出すんじゃないかという興奮の話、しかし自分の人生を阻む者がいたら、そいつを葬り去らなくてはならないと、持論を展開する。
ガイは、離婚したい妻がいる、とっくに終っている仲だが分かれられないでいる、ついては、後腐れなく分かれて、好きな恋人と結婚したい。
ここで両者の接点が見つかり、交換殺人の図式ができあがる。
しかし、これはブルーノが頭の中で勝手に図式を作っただけだ。
ガイには殺人などと大それたことはミジンも考えていない。
ブルーノは言葉巧みに話を滑らせて、ガイに次の言葉を引き出さす ガイはほんの冗談のつもりで、 「あなたのアイデアはすばらしい」と。
また、妻との離婚話に「あの不快な女の首根っこを折ってやりたい」と言わしめてしまった。
また「絞め殺したい」とも口走ってしまう。
ブルーノの方はすでに計画は了承されたと思い込み、殺しの計画を実行し始めた。
まず、女を観察し、とある遊園地内でスキを見て殺しを実行した。 さて次は、、、、 着々とことはなされていくが、あとはあなたが確認してください。その方がスリルが味わえます。 
写真はアマゾンプライム映画より出典。